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2015年1月21日(水)

大学生の就職内定率が8割超え

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今春卒業予定の大学生の就職内定率(昨年12月1日現在)は前年同期比3.7ポイント増の80.3%で、4年連続で上昇したことが20日、文部科学、厚生労働両省の調査で分かった。この時期で内定率が8割を超えたのはリーマン・ショック(2008年)の影響が出る前の08年同期(80.5%)以来。前年同期からの伸び率は1996年の調査開始以降最高だった。女子は81.9%で過去最高となった。(毎日新聞1月21日)

 

この調査は「大学等卒業予定者の就職内定状況調査」と言うのですが、4年前の2010年が調査開始以来の最低で、同じ時期12月1日の調査結果は73.1%となっていますので僅か4年で随分と回復したものです。

 

ところで、今回は女子が81.9%で過去最高とのことですが、一方の男子は78.9%にとどまっています。女子の方が内定率が高いわけです。

 

過去の調査結果を紐解きますと、7年前の2007年度の調査までは男子の内定率の方が高かったのですが、2008年度の調査で女性が逆転、以降ずっと女子の内定率の方が高いままなんですね。

 

しかし、かつては女子の4大卒の就職は男子のそれより随分大変だった印象がありますよね。

16年前1998年度の調査を見ますと男子の83.5%に対し女子73.5%と10ポイントもの開きがありました。

1998年と言うと平成10年。個人的には何となくまだ最近の様な気もしますが、今は昔、ですね。

 

 

因みにこの調査、年度の最終報告ではありません。内定状況の調査としては最終が2月1日のデータが3月に公表されることになっています。そして4月1日のデータが「大学等卒業者の就職状況調査」として5月に公表されることになっています。

 

詳しくお知りになりたい方はこちらをご覧ください。http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/131-1.html

 

 

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