2015年4月21日(火)
職場定着支援助成金(個別企業助成コース) について
この助成金は従来中小企業労働環境向上助成金と言う助成金でしたが、この4月より対象を中小企業以外にも広げ、タイトルの通りの名称となりました。内容も一部変更になっています。
助成金の概要としては、雇用管理制度(①評価・処遇制度、②健康づくり制度、③研修制度、④メンター制度)の導入を通じ、雇用管理改善を推進し、人材の定着・確保と魅力ある職場の創出を目的としており、介護関連事業主の場合は、介護福祉機器を導入した場合も助成の対象とされています。
介護福祉機器を導入した場合の助成については、今回特に変更はありませんでしたが、雇用管理制度の導入に関しては、大きく下記の変更が加えられました。
変更点
・上記④のメンター制度の導入が追加された。
・助成額が導入助成が1制度ごと10万円、目標達成助成60万円とされた。
従来は、導入により助成金が得られたのですが、目標の達成が要件として加わったことにより受給へのハードルが上がった、と言うことになります。目標は、離職率を事業所規模に応じ定められたポイント以上に低下させる、と言うものです。
厚生労働省からリーフレットが公開されています。
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11600000-Shokugyouanteikyoku/0000088108.pdf
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