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2014年12月26日(金)

一般職業紹介状況(平成26年11月分)が発表されました

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1 厚生労働省では、公共職業安定所(ハローワーク)における求人、求職、就職の状況をとりまとめ、
 求人倍率などの指標を作成し、一般職業紹介状況として毎月公表しています。
  平成26年11月の数値をみると、有効求人倍率(季節調整値)は1.12倍となり、前月を0.02ポイント
 上回りました。新規求人倍率(季節調整値)は1.66倍となり、前月を0.03ポイント下回りました。
  正社員有効求人倍率(季節調整値)は0.69倍となり、前月を0.01ポイント上回りました。
  11月の有効求人(季節調整値)は前月に比べ2.1%増となり、有効求職者(同)は0.1%増となりました。
  11月の新規求人(原数値)は前年同月と比較すると4.4%減となりました。これを産業別にみると、
 宿泊業,飲食サービス業(5.9%増)、医療,福祉(4.9%増)、教育,学習支援業(0.4%増)で増加となり、
 情報通信業(14.1%減)、サービス業(他に分類されないもの)(13.6%減)、建設業(12.3%減)、
 学術研究,専門・技術サービス業(8.5%減)などで減少となりました。
 都道府県別の有効求人倍率(季節調整値)をみると、最高は東京都の1.64倍、最低は沖縄県の
 0.77倍となりました。

以上、厚生労働省ウェブサイトより転載
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000069398.html


 全国的には上記の如しですが、我が千葉県に限ってみますと有効求人倍率0.88倍と前月を0.01ポイント下回っています。前年同月の0.81倍を上回ってはいますが、今年の6~8月の0.91倍をピークとして減少し続けているのは些か気になるところです。

 有効求人倍率1.12倍は、1992(平成4)年5月の1.13倍以来22年半振りの高水準です。

 関連して、確認できる1963(昭和38)年以降で、最も有効求人倍率が高かったのがいつであったかを調べて見てみましたら、1973(昭和48)年の6月で何と2.29倍です。
 しかしこの後同じ年の10月には第4次中東戦争が勃発し、第1次石油危機に至るところとなって、有効求人倍率は一気に下降線を辿ってしまうのです。今から41年も昔の話ですね。

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